2012-01-01から1年間の記事一覧

ハンバーグを最短時間で焼く方法

『フライパンでハンバーグを焼くのに、片面5分ずつで10分かかり、手元にあるフライパンでは1度に2枚のハンバーグしか焼けません。このフライパンで3枚のハンバーグを焼くとき、どうやったら最短時間で焼き上げることができるでしょうか?』 これはかつて…

ローソク問題(The candle problem)

Facebookに出したこの問題、有名な「ロウソク問題」(The candle problem)と呼ばれるもので、1945年に、カール・ドゥンカーという心理学者が考案した「創造力」を考える際に良く使われる事例です。 正解は下の図の通り。 固定観念や机上の論理に囚われている…

売上アップ策のメカニズム

今がわかるリアル新常識 クイズ トップ企業の頭脳に挑戦! (ナガオカ文庫)作者: 横山龍太,STUDIO BEANS出版社/メーカー: 永岡書店発売日: 2012/01/20メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログを見る上記の本はいろんな企業の面白いアイデアを集めた…

AKB48のビジネスモデル

先日、第4回の総選挙も終わり、ますます盛り上がりを見せたAKB48。「ブームもピーク」と呼ばれながら、2005年12月に結成されてから既に6年以上経過し、ブレイクした08年からみても4年が過ぎた今でも人気を集めています。 このAKB48の人気は好き嫌いとは別に…

事業型NPOにまつわるアレコレ。1ヶ月ぶりの更新です(^^;

5/26に、福岡県からの委託で事業型NPO育成事業に取り組む一般社団法人SINKaが主催する「ビジネスプランプレゼンテーション」に出席してきました。私も昨年から少し同事業に関係して、セミナーやコンサルティングをさせてもらっていることもあり、現在新たに…

意見の対立をどうやって解消するか?その1

仕事をしていくなかで、関係者の間での意見の対立というのはよく起こります。場合によっては感情的になったり、長期化したりといったことも起きます。このような対立状況を「コンフリクト(conflict)」と呼びます。実際のビジネスでは力関係で決着したり、…

アイデアの作り方に関する書籍

いわゆる「発想法」に関する本は山ほどあります。ちなみに原典とも言われるのがこの本。アイデアのつくり方作者: ジェームス W.ヤング,竹内均,今井茂雄出版社/メーカー: CCCメディアハウス発売日: 1988/04/08メディア: 単行本購入: 91人 クリック: 1,126回こ…

BIZCOLIに行ってきました

福岡市は渡辺通りにある、新しい電気ビル共創館にできた、BIZCOLI(ビズコリ)に行ってきました。 ホームページ http://www.bizcoli.jp/ 大名にある九州経済調査協会の「経済図書館」が生まれ変わったもので、BIZCOLIとは、Biz Communication Libruaryのこと…

SNSはソーシャルビジネスにどこまで使えるのか??

Facebookで反響があったので、ちょっとブログにも掲載します。 最近盛んにSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)などのツールを使って地域や人的ネットワーク化を進めて、世界や社会を変える!みたいな話が多いんですが、そんなことがどこまで可能なん…

企画はそんなに難しいものじゃあない⑥〜原因の分析

久々復活、企画の立て方です。 企画のシンプルなストーリーは、「現状(Before)」→「方法(How)」→「目標・結果(After)」ですが、問題解決型企画の場合、BeforeとHowの間にWhy(原因)を入れるとストーリーがスムーズになり、説得力が増します。 原因と…

震災から一年

写真は昨年の新聞です。あれから早くも1年が経ちました。いろいろな思いが交錯するところですが、ビジネスの観点からもいろいろなことを示唆してきました。 ・サプライチェーンの分散:自動車部品やタバコ製造で見られたように、不況時にサプライヤーを絞り…

企画はそんなに難しいものじゃあない⑤〜問題の定義・本質的な問題とは、というはなし

前回の復習。現状(Before)を明確にするには、フレームワークを使って分析したり、問題の定義である「問題とは、目標と現状とのギャップである」から、単純に困ったこと、何とかしたいことなどから導きだします。その際、「本当にそれが解決すべき問題か」…

施設でのレクリエーション

昨日、某福祉施設で研修をしたのですが、受講者の取り組み課題でレクリエーションを取り上げた方が多かったのが印象的でした。 福祉施設におけるレクリエーションは、下記ブログに書かれているようないろんな課題があります。 笑わせてなんぼの介護福祉士2 …

分析のフレームワークについてのおまけ

もっと知りたい人のために。前記事のいろいろな分析手法のことをフレームワークと言います。物事を整理したりするための考え方の「枠組み」という意味で、これはMECE(モレなしダブりなし)で分析できるようなものになっています。 なぜ分析の際、MECEが重要…

企画はそんなに難しいものじゃあない④〜問題の定義・優先順位のはなし

企画の最初は「before」、つまり問題を発見することです。ここがすべての原点なので、問題が明確でないと、この後の作業はすべてムダになってしまいます。 ビジネス(特に戦略)では、この問題発見、課題形成を、次のような分析の枠組(フレームワーク)で行…

ひとこと追加

今回の企画に関する一連の記事は、まったく企画を作ったことがない初心者向けですので、熟練者は「レベル低い〜」とか言わないでね。これからレベルは上がっていきますので。

企画はそんなに難しいものじゃあない:③〜もうちょっと緻密なストーリー〜

(第1回はこちら) 前回、シンプルな企画の流れとは、下の図のようなものですよ、と説明しました。 ダイエット系商品の宣伝はもろにこのストーリー通りですね。ダイエット商品なら、「使用前(before)」→「商品の紹介・効能(how)」→「使用後(after)」とし…

企画はそんなに難しいものじゃあない:②〜問題解決ってなんじゃらほい〜

前回、企画とは「問題解決のシステム」であると説明しました。ではここでいう問題とは、誰のどんな問題でしょうか? まず誰から考えてみましょう。一般に考えると「顧客」なので、大雑把に分ければ「ビジネス相手」と「一般の人(消費者)」と考えられます。ビ…

企画はそんなに難しいものじゃあない:①

ある研修のワークショップで、「そんな問題はずっと前からわかってたはずだ。なぜ変わらないのか?」という受講者の声がありました。気持ちがよくわかります。おそらくこの方はずっと声を現場であげ続けてきたのでしょう。 ただその経緯を詳しく知らない私と…

議論のルール

ネットで見かけてなかなかよくできているので転載します。フィンランドの小学5年生が作った議論のルールだそうです。 1. 他人の発言をさえぎらない 2. 話すときは、だらだらとしゃべらない 3. 話すときに、怒ったり泣いたりしない 4. わからないことがあっ…

大学院時代の話

今日、大学院(ビジネススクール)の同級生が亡くなったとの知らせがありました。 大学院は、入学してすぐに1週間ほどの合宿があります。このときに親睦を深めるとともに、ケースメソッドによる講義に慣れるという目的があるのですが、あまりのきつさ(予習…

復活

前回の更新から約1年。いい加減に復活させないといかんなと思いました。ぼちぼち書いていきます。