追伸:分冊メーカーの経営は難しいのかも

ちょっと調べてみたら、かつて日本に進出していた「デル・プラド」という出版社はすでに日本からは撤退、扶桑社と提携して約15シリーズを刊行していたそうで、2004年3月期の売上高は約19億4200万円だったものの、同4年11月24日に日本法人が約55億6000万円の負債を抱え自己破産したそうです。同社の刊行物を見ると、ヨーロッパでの分冊スタイルの正統的なテーマのタイトルが並んでおり、そのあたりが受けなかった理由かもしれません。上記のデアゴスティーニはかなり日本市場に合わせたドメスティックなテーマ&付録になっているようです。