お勧め本を買い込んでみました

日経アソシエ5/19号の特集が読むべき本ということで、この手の雑誌は定期的にこういう特集(特にプレジデントに多い)をやりますが、質・量ともに今回の特集は非常に充実していました。粗製乱造の中谷彰宏とか、よくまあこんな内容レベルで本が書けるなあと思われる「すごい(自粛)」某Sコンサルとかは黙殺、今ならいやでも目に着く小宮一慶氏や勝間和代氏あたりが1、2冊だけというあたりに妙に信頼感があったりして。
とりあえず膨大な紹介書籍の中から14冊をリストアップ、今日価格が比較的安い文庫・新書系を4冊ほど買いました。価格が高いものはおいおいネットオークションかアマゾンのマーケットで買うことにします。当分暇がつぶせそう(って交通機関での移動くらいしか暇はないんですけどね)。
買ったのはこれらの本。
統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)

組織を強くする技術の伝え方 (講談社現代新書)

組織を強くする技術の伝え方 (講談社現代新書)

アサーティブ―「自己主張」の技術 (PHPビジネス新書)

アサーティブ―「自己主張」の技術 (PHPビジネス新書)

ハーバード流交渉術 (知的生きかた文庫)

ハーバード流交渉術 (知的生きかた文庫)

失敗学で知られる畑村洋太郎氏の本はどれでも私は全幅の信頼を置いています。「ハーバード流交渉術」なんぞはとっくの昔に読んでおかなきゃいけない本だったんですけどね。
交渉術といえば、最近読んだ本では次の2冊が秀逸でした。技術論というよりエピソード集、批評という方が正しいですが、読み物として圧倒的な面白さを持っています。
交渉術

交渉術

論戦力 (祥伝社新書157)

論戦力 (祥伝社新書157)

前者はあの伝説のインテリジェンス、佐藤優氏の力作。鈴木宗男氏、小渕・橋本元総理などの意外なエピソードが興味深い。また後者は元共産党参院議員だった筆坂氏による、新書ながら質も量も十分と感じさせる歴代党首・首相の論戦力批評。政治的思想を抜きにして論戦だけを取り上げているので、素直に読める内容だと思います。
交渉術をプレゼンテーションまで広げて含めると、やはり日経アソシエで連載されていた下記の本がおすすめ。というより小室淑恵さんが大好きなんです。お美しい!
小室淑恵の超実践プレゼン講座 (日経BPムック)

小室淑恵の超実践プレゼン講座 (日経BPムック)