大分県某団体様「リスクマネジメント研修」

今日と明日は大分県で2日間続けてリスクマネジメントの研修です。
本日受講の皆様、お疲れ様でした。天気も良くなってなによりです。
明日もがんばります!

講義後、2点ほどご質問を受けましたので、ここにも回答を載せておきます。

Q.ヒヤリハット報告書の書式はどういうものが良いのでしょうか?

特に決まったものはありません。ヒヤリハットの目的は、現状把握→要因解析→対策立案なので、おおまかにいえばその3項目でOKです。書式よりむしろ「書き方」の模範例の方が重要です。
ネットで探してみますと、こんなものもありました。

北海道大学の安全管理室で使用している書式(ダウンロード可)
http://www.hokudai.ac.jp/sisetu/anzenkanri2/hiyari.htm

Q.危険予知訓練(KYT)の開催頻度は? また、その後の取り組みは?

KYTは定期的なトレーニングとして行うので、四半期もしくは半年に1回など、職員全員で行うことをお勧めします。KYT後は実際に危険個所の改善を行い、これも定期的に改善状態が維持できているかどうかを確認します。
今までやったことのない施設は、まず事故やヒヤリハットが多発する場所や状況をケースにして取り組むとよいでしょう。KYTの成果が出れば、同時にその場所や状況に関する事故やヒヤリハットは減っていくはずです。