投票用紙の改善効果

今日、テレビを見ておりましたら、新成人を対象とした選挙啓発の番組があり、その中で投票用紙の秘密がクイズになっていました。答え自体は皆さんも知ってのとおり、あの投票用紙は折っても元に戻る性質を持っていて、投票用紙を開く手間が省けるようになっているというものです。しかしそれよりも「へえ」と感心したのが、開く手間がどれだけ改善できたかというお話。
(画像はこちらから借用しました→http://branet.exblog.jp/634021

なんと、時間・人件費が従来の3分の1になったそうなんです。それまでは、紙が元通りになるなら手間が省けて便利だなくらいの感想しかなかったのですが、具体的に数字で効果を話されると、実に驚かされます。確かに投票用紙は膨大な量ではありますが、折りたたまれた紙を開くだけでそんなに手間がかかるとは思いませんでした。まさにチリも積もればなんとやらですね。


このように1回あたりの手間・コストはたいしたことはなくても、数が重なればとんでもないことになるという例は、仕事においてもたくさんありますね。以前、どこかの雑誌で読んだのですが、一般的なホワイトカラーは、書類やファイル探しで1年間に2週間をつぶしているんだそうです。うーん、このように考えると、やはり5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)というのは基本なんだなぁと痛感させられました。


話は選挙に戻ります。今年は統一地方選の年でもありますが、これもできるだけ日程を合わせたほうがコストや手間が低減できるのではないかとシンプルにも考えてしまいました。いかがでしょうか??