外国から労働者がやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!

A Hard Day's Night ? ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!

A Hard Day's Night ? ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!

FTAで、ついにフィリピンから看護および介護職の方が日本に入ってくることになりましたね。医療・介護人材の深刻な不足を解消するには、もうこれしかないと思います。


日本人相手にできるか?という疑問はあるのでしょうが、おそらくそれほど問題にはならないでしょう。専門職ですし、入国および継続勤務のハードルは「異常に高い」こともありますし。


というより、現在の日本の労働人口不足解消には、外国人受け入れしか実質選択肢はないように思います。質を心配するのなら、それをバックアップする仕組みを国なり受け入れ先なりが準備すればいいだけの話。いまだに閉鎖的な日本のビジネス社会はもう待ったなしの状況にあることを認識すべきです。


今年4月の医療制度・介護保険制度改正は、コスト減と質向上の一見相矛盾した課題を病院・介護施設に突きつけています。現在の延長上で制度対応するのももう限界だと見ています。時代の先を見越し、極端な話、診療報酬や介護保険といった規制に依存しない経営体制を考えていくしかないのではないでしょうか(もっともそのためには医療法人・社会福祉法人による出資規制緩和なども必要ですが、国の財政負担を軽減するのならこれも考えるべきです)。


医療・介護・福祉に携わっている方々は本当に真面目に患者・利用者と向き合って懸命にサービス提供を行っています。これを支えていくのは経営、マネジメントの力です。「できない」「ムリだ」ではなく、ダイナミックな発想転換とイノベーションで「どうすればできるか」を考える時代だと思います。