松下がやってくるヤァヤァヤァ/THE BEATLES "A Hard Day's Night"
- 出版社/メーカー: Parlophone
- 発売日: 1991/07/20
- メディア: CD
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このときに打ったテレビスポットが約800本以上、かかったコストは100億円規模だったと記憶しています。また6月8日現在、いまだに同社のトップページはその告知が全面に出ています。
⇒http://www.panasonic.co.jp/
結果的に、これら不祥事ともいえる事態を発生させ、まともな販売活動が出来なかったにもかかわらず、昨年度の決算は過去最高益を記録、また迅速・誠実・徹底的な事故対応がかえって同社の信頼度を高めた結果になり、世界各国からリスク・マネジメント、クライシス・マネジメントの模範として問い合わせや見学が後を絶たないそうです。
そんな松下がついに商品広告を再開、シャープがトップシェアを誇るテレビ市場に切り込んできたことはこれまた注目に値します。直近ではサッカーワールドカップ、そして数年後の完全デジタル化を見込んだテレビの販売合戦はシャープ・松下・ソニーの苛烈な三つ巴戦となるでしょう。
ところでこの松下の見事な対応と業績好転化は、現在の中村社長の手腕といわゆる「幸之助イズム」といえる創業者DNAの存在があると思われますが、最近おもしろい本が出ています。
詳細⇒http://tkj.jp/book/book_20130901.html
「あの」宝島社からの松下幸之助氏のムック本ですが、これがなかなかうまくまとまっています。幸之助氏についてはいろいろ書いてみたいこともありますので、追ってまたご紹介いたします。