あのドラマのロケ地で・・・ "The Meeting Place" / XTC

ひさびさにアップします。今月はできるだけアップしますよ〜!

Skylarking

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先週末、埼玉県にある病院で研修をして参りました。行ってから知ったのですが、ここドラマ「小早川伸木の恋」のロケで使用された病院なんです。そう、「カナさん」こと紺野まひるさん(大好き)や唐沢寿明さんの奥さん役立った片瀬奈々さんもここにいたのですよ!(ミーハーなもので・・・)

ほらほら、皆さんもテレビで見たでしょ? 残念ながらドラマでも重要な場所だった屋上の庭園は見られませんでしたが、感慨深いものがありました。


さて、研修はといえば、この病院が経営改革のためにCFT(クロス・ファンクショナル・チーム)を作って推進していくということで、そのチームを推進していくための「会議の技術」をレクチャーしてきました。
会議の運営はここ数年注目されている研修内容の一つで、おそらくきっかけはGE社(ゼネラル・エレクトリック)のワークショップでしょうが、書店のビジネス書の棚を見ても多くの書籍が発刊されています。
トヨタ自動車が「会議のコスト」という概念を示しているように、会議には人件費がかかっているのと同じですから、そお人件費以上の成果を出さないと会議の意義はないといえます。
ところがまあ皆さんもご経験があるように、現状の会議、特に日本の会議のひどさといったらないわけで、長時間・結論なし・モチベーション低下と、しない方がマシではないかと思えるものが多いのです。私も研修以外にワークショップ的なものを担当したことがありますが、確かに効率的で創造的な会議を行うのは難しいものです。
大前研一氏も指摘するように、これからのビジネスには「ロジカル・シンキング」と「ロジカル・コミュニケーション」がますます必要になってきます。最近注目されている「ファシリテーション」と呼ばれる議論促進技術もこの二つが基本となっています。

日本におけるファシリテーションの第一人者である堀公俊さんが、その必要性を主張されるように、会議は「組織変革」の重要なツールにもなっています。前述のように会議およびファシリテーション関連の本は多く出ていますが、堀さん以外の本では下記の本がオススメです。とりわけ大橋禅太郎さんの「すごい会議」はタイトルに負けない新鮮度に満ち溢れています(しかもコーチングのエッセンスまで入ってます)し、読みやすいので特におすすめです。
すごい会議?短期間で会社が劇的に変わる!

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会議の教科書 強い企業の基本の「型」を盗む!

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ファシリテーター完全教本 最強のプロが教える理論・技術・実践のすべて

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さて結論からいえば、会議には決まったやり方はありません。が、「やってはいけないこと」はあります。加えて良い会議の共通点は、何がしかの「型」「ルール」というのがあるように感じられます。そしてもう1点、会議の進行役は決して「テーマ」からズレてはいけない、ということも。最低限のレベルの会議を行うには、これぐらいの点を押さえる必要がありそうです。