AIP様の新人研修(ビジネス・コミュニケーション編)

受講生のみなさん、本日もお疲れ様でした。ほとんどビジネス経験もないのにいきなり商談のシミュレーションをやっていただきましたが、言葉こそたどたどしいものの、なかなかどうして、話の内容は実際のビジネスそのものでした。

営業の方の大変さがご理解いただけたと思います。IT系の企業では、SEやPGと営業の軋轢といいますか対立といいますか、仲が悪くなることが多いのです。それでも営業の方々は売上を上げるために、非常にハードな商談をしているという事実だけは理解しておいてください。確かに無茶な営業をしてくる人もいますが。。。


ブレーンストーミングも非常に活用しやすい手法ですので、ぜひグループでのミーティングで活用してみてください。

さて、今日のポイントですが、実は非常にシンプルです。明日からでもできることとして、これだけは確実に押さえてください。


1.コミュニケーションは「聴き手」の存在によって成り立つ
2.聴き手の「受容」と「共感」が、信頼関係を作り、コミュニケーションの効果を高める
3.積極的傾聴の技術を理解し、まずは「聴く」ことに徹してみよう


コミュニケーションについては、それこそ星の数ほど様々な書籍が出ています。どれも似たりよったりですが、読んで面白い書籍をご紹介しておきます。

説得技術のプロフェッショナル

説得技術のプロフェッショナル

心理学者の伊東明氏による本。様々な説得技法もさることながら、読み物として非常におもしろいのでおすすめです。
サービスのバイブル お客様にはあなたがすべて

サービスのバイブル お客様にはあなたがすべて

CS(顧客満足)理論でも有名なロン・ゼンケ氏による実践的な対顧客コミュニケーションの本。非常にわかりやすくて事例も豊富なので、コミュニケーション能力を手っ取り早く使ってみたいならこの本もおすすめ。


さて、明日はPowerPointを使ったプレゼンテーションの講座です。品川・有木という二人の「美人」講師(カッコ書きであることに注意)が担当しますので、どんどん質問してくださいね。