自民党の前回マニフェストの評価

小泉政権時代のマニフェスト評価を自民党民主党それぞれが行っていましたが、まあ当たり前の現象として自民党は甘く、民主党は厳しい評価です。ただ、どっちも都合のいい解釈をしているのは事実で、これでは国民が混乱するばかり。
というのも、自民党マニフェストの項目について着手したか否かで評価を行っており、民主党は着手した結果の評価をやっています。そもそも評価軸がそれぞれ違うわけですから、どっちも正しいとしかいいようがない内容でした。
要は自民党はプロセス評価であり、民主党は結果評価なわけで、会社の人事考課と同じで両方を総合しないと意味ないですわね。マスコミは単に両党が評価をめぐって対立している、という構図を煽るのではなく、ちゃんと評価自体の有効性を検証するような報道しないといけません。