少しずつ回復基調?

ここ数日の日経新聞から、少しずつですが経済情勢が回復しつつある記事が出始めました。

  • 米・自動車メーカー、在庫レベルが大幅改善、日本勢はさらに改善レベルは上回る(3/14)
  • トヨタ・プリウスが189万円に値下げ(ホンダのインサイトに対抗)、追撃へ(3/16)
  • 素材各社、中国へ輸出拡大(3/20)
  • 米・不良資産買い取り策発表、1兆円規模、株価は好評価を反映、日本も株価上昇、ユーロ急騰(3/23)
  • 公的機関、日本株を大量購入、WBC優勝効果もあり、株価が9,000円台も視野に(3/24)

3/25の記事では世界の株価が回復基調にあり、中国・上海、ロシア、台湾、ブラジル、韓国、アルゼンチン、南アフリカは昨年末比からプラスに転じているとのこと。特に金融株が回復を主導しているようですが、米の景気指標も軒並み上がっているようです。ただ大型の経営破たん懸念が4月以降も続くので楽観はできないようですが、今回の経済危機は多分に心理的悲観ムードもあるので、こういう報道が少しずつでも出てくることはいいことではあります。
日本でもカーシェアリングのような新ビジネスの台頭、高速道路割引による郊外アウトレットの好調、今後は定額給付金ビジネスも本格化するでしょうし、良い面にも目を向けて行きたいものです。