アジアの最近の経済政策

1/5付の日経新聞では、アジアは軒並み内需拡大策に切り替えているそうですす。中国は4兆元の経済対策で、昨年9月以降利下げを5回やっているし、韓国では35億ウォンの施策、所得税率を2%減、10月以降4回の利下げ、インドは200億ルピーをつぎ込み、付加価値税は4%減。
中国やインドはここ数年ずっと成長基調でしたから内需拡大の余地はまだまだあるわけで、昨日の記事で書いたような先進国とは違って内需へ転換しやすいでしょう。むしろ両国の本質的問題は政治問題ですね。政治状況が成長抑制の大きな潜在的要因。韓国については微妙かな?どっちかといえば当面の国民救済・流動性の確保が中心(なにしろウォンの下落率は半端じゃないわけで)で、内需拡大策という色彩は薄いのではないかと思います。