JR九州「スゴカ」って…

 JR九州は29日、改札の出入りが便利になる乗車・定期券などとして2009年春から福岡・北九州両都市圏を中心に144駅で導入を計画するICカードの名称を、「SUGOCA(スゴカ)」に決めたと発表した。親しみやすさを感じてもらおうと九州で「すごい」を表現する方言「すごか」とかけた。(西日本新聞)

東京が「Suica」だから、九州じゃ「Sugoca」だな…こりゃうまいこと言った!…くらいのことを考えたのでしょうが。



微妙…。



だいたい「すごか」って博多の人間しか言わないので、北九州の人は白けると思うし。
それからそもそも「すごい」という言葉のそもそもの意味は「程度がひど過ぎる」というところから来ているので、「素晴らしい」というようなニュアンスは本当はないんですけどね。ビジネスや公の場で「すごく」という言葉を使われると、「非常に」(そう、これが普通の言葉)違和感を感じます。私が細か過ぎるのかなぁ。

福岡・北九州都市圏での使用なんだから「Fukukita(福来た)」の方がよほど前向きなネーミングだと思うんですが(長すぎか)。

そうそう、赤福の賞味期限偽装問題で私が前に働いていた百貨店のテナント管理の有り方が叩かれています。マスコミのツッコみどころが違うと思うんですが、まあ確かに世間一般的には「デパートで買った」というニュアンスで買い物しているでしょうから、それはそれで重要なんですが。

この問題については食品売場経験者としての私の体験も含め、後日現場はどうなっているのかを書いてみます。